本町まちづくり協議会
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 本町の歴史と文化


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御両社 古山銃砲火薬店 叶屋
旧二本松町役場(亀谷) 二本松駅と特急 本町通り
祭礼時の本町通り

本町商店街通りは、古くは江戸時代初代二本松藩主丹羽光重公入封時の町割によって配置された、奥州街道沿いの町人街のひとつでした。
通りに並ぶ商家には、今現在も「間口が狭く後ろに長い」建物が多く、往時の面影を色濃く残しています。

本町は古くから度重なる火災に遭い、その度に大きな損害を出しましたが、やがて藩から旅籠に遊女を置くことを許可されると、遊郭としても大いに賑わったそうです。
なかでも「大野屋」の遊女は非常に躾が良く教養も高いと評判で、「小松屋」も特に建築・彫刻の秀麗さに人気が高かったと伝えられています。
その賑わいぶりは、「二本松が他に誇れるものが三つある。御両社・大野屋・小松屋」と謳われたほど。

度重なる大火や、戊辰戦争での戦禍のために、当時の面影を偲べるものが殆ど焼失してしまったのが残念ですが、本町の何気ない日常の片隅には、今も深い歴史が息づいています。

 ※上記写真はいずれも二本松商工会議所よりご提供頂きました、フィルム「城下町に生きる」より抜粋した静止画です。

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